扁平足や外反母趾に悩む方はとても多く、実際にトレーニングの指導を行なっていても半数以上の方が足の変形が起こっています。
多くの方が扁平足や外反母趾になるのはなぜなのでしょうか。
足の構造
人の身体は約200の骨で構成されています。
その中でも
複雑な構造をしている分、何らかの原因で変形が起こりやすい部位でもあります。
足のアーチ
足にはアーチがある事は皆さんご存知だと思います。
立った状態で土踏まずが床から浮いているのがアーチで、その部分が落ちて隙間がなくなってしまうが扁平足だと認識していると思います。
しかし、
それだけでなく、
横からの骨の画像を見ると、人差し指や中指が上がって見えるのが分かると思います。
このように、
この4つのアーチがなくなってしまう事で指に掛かる負担が強くなり、外反母趾や内反小趾の原因となります。
アーチを作るのはなにか
足は28種類の骨で形成されており、複雑な構造をしているとお話ししました。
この複雑な構造をしている足ですが、
こちらの画像は足の裏にある筋肉です。
親指からかかとに掛けて、小指からかかとに掛けて、また親指と小指を跨ぐように大きな筋肉があるのが分かります。
この筋肉が
足の動きを取り戻し、足裏の筋肉を鍛える事が、アーチを取り戻すのにとても大切です。
足裏の感覚
複雑な構造の足ですが、その動きを取り戻すのに大切なのが、
足の裏には固有の感覚器官が104個あります。
腕や太ももなどに小さい物がついてもあまり気が付きませんが、靴の中に小さな小石が入るとすぐに気が付くと思います。
こちらのヘンテコな絵はカナダの脳外科医ペンフィールドが書いた絵で、この絵の各部分の大きさは、大脳皮質運動野の相当領域の面積に対応するように描かれています。
舌や手に占める大脳皮質の割合と同様に、
足に占める大脳皮質の割合が高いという事は、その分足の感覚は鋭く、多くの動きに関与しています。
家でスリッパを履いたり、外出中に厚底の靴やヒールを履いたり、指の動きを制限するような靴を履く事は、足本来がもつ動きを妨げてしまい、結果的に足裏の筋肉が使えなくなってしまいます。
柔らかさを取り戻す
足の変形が起きてしまうと、足は本来の動きが出来なくなってしまいます。
手の指をピーンと伸ばしてみると、指は反り上がり、手の平は平たくなると思います。
その状態で指を曲げても指先しか曲がりません。
足の指が上手く使えない方は同じ状況が足で起きてしまっており、足の指を曲げようとしても、反り上がるように指先だけ曲げてしまいます。
足をマッサージボールに乗せ、ほぐす事から始めると良い思います。
最初は痛いですが、繰り返し行う事で痛みは軽減され、足裏の感覚も良くなってきます。
足指のトレーニング
足指のトレーニングは初めのうちは思うように動かず、代わりに手の指が動いてしまいます。
しっかりとほぐした後に行うようにしましょう。
トレーニングについてはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
足は多くの骨・関節・筋肉があり複雑な構造をしています。
扁平足などで落ちてしまうアーチは縦アーチだけでなく横アーチも存在しており、足指の筋肉が弱くなってしまうと、アーチを保てなくなります。
また、足裏には固有受容器があり、感覚がとても鋭い部分なので、日常から足裏に刺激が来るように裸足がとても効果的です。
既に扁平足や外反母趾になっている方は、足裏をほぐし、足の指のトレーニングを行うようにしましょう。
当店LIBONAでは足のほぐしから、足指のトレーニング、裸足でのトレーニングも行えます。
足でお悩みの方は是非体験にお越しください。
LIBONA トレーニングジム&整骨院
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