扁平足や外反母趾に悩む方はとても多く、実際にトレーニングの指導を行なっていても半数以上の方が足の変形が起こっています。

多くの方が扁平足や外反母趾になるのはなぜなのでしょうか。

足の構造や機能を見ていく事で、その謎を見ていきましょう。

足の構造

人の身体は約200の骨で構成されています。

その中でも足は28種類の骨で形成されているので、両足の骨だけで56種類に及び、全身の骨の4分の1ほどの骨で形成されています。

足を構成する関節は約100個、筋肉に関しては33個に及ぶほどで、足はとても複雑な構成をしているのが分かると思います。

複雑な構造をしている分、何らかの原因で変形が起こりやすい部位でもあります。

足のアーチ

足にはアーチがある事は皆さんご存知だと思います。
立った状態で土踏まずが床から浮いているのがアーチで、その部分が落ちて隙間がなくなってしまうが扁平足だと認識していると思います。

しかし、足のアーチはこの土踏まずの部分だけでなく、小指側にもアーチが存在しており、足を見下ろした時に縦に走っている縦アーチは2つあります。

それだけでなく、足の中央部には横方向へのアーチもあり、足指の付け根にあるアーチも含めると、横アーチも2つあります。

横からの骨の画像を見ると、人差し指や中指が上がって見えるのが分かると思います。

このように、足には4つのアーチがあり、その事で衝撃を吸収する、足指を動かす、身体を押し出すために働きます。

この4つのアーチがなくなってしまう事で指に掛かる負担が強くなり、外反母趾や内反小趾の原因となります。

アーチを作るのはなにか

足は28種類の骨で形成されており、複雑な構造をしているとお話ししました。

この複雑な構造をしている足ですが、足にある筋肉が弱くなってしまうと、骨を正しい位置に保つ事が出来ず、足の形が変形してしまいます。

こちらの画像は足の裏にある筋肉です。

親指からかかとに掛けて、小指からかかとに掛けて、また親指と小指を跨ぐように大きな筋肉があるのが分かります。

この筋肉が親指側の縦アーチや小指側の縦アーチ、また横アーチを形成する筋肉です。

足の動きを取り戻し、足裏の筋肉を鍛える事が、アーチを取り戻すのにとても大切です。

足裏の感覚

複雑な構造の足ですが、その動きを取り戻すのに大切なのが、足裏の感覚を良くする事です。

足の裏には固有の感覚器官が104個あります。

腕や太ももなどに小さい物がついてもあまり気が付きませんが、靴の中に小さな小石が入るとすぐに気が付くと思います。

ペンフィールドのホムンクルス(Penfield and Boldrey, 1937より改変)

こちらのヘンテコな絵はカナダの脳外科医ペンフィールドが書いた絵で、この絵の各部分の大きさは、大脳皮質運動野の相当領域の面積に対応するように描かれています。

舌や手に占める大脳皮質の割合と同様に、足に占める大脳皮質運動野の面積の割合も大きい事がわかります。

足に占める大脳皮質の割合が高いという事は、その分足の感覚は鋭く、多くの動きに関与しています。

凸凹した部分を歩いたり、片足立ちをする時など、身体は足裏のセンサーからバランスを取ったり、足の筋肉を働かせようとします。

家でスリッパを履いたり、外出中に厚底の靴やヒールを履いたり、指の動きを制限するような靴を履く事は、足本来がもつ動きを妨げてしまい、結果的に足裏の筋肉が使えなくなってしまいます。

裸足になり床の冷たさ暖かさを感じる事や床の凹凸を感じる事も、大脳皮質を刺激し動きを取り戻す事につながります。

柔らかさを取り戻す

足の変形が起きてしまうと、足は本来の動きが出来なくなってしまいます。

手の指をピーンと伸ばしてみると、指は反り上がり、手の平は平たくなると思います。
その状態で指を曲げても指先しか曲がりません。

足の指が上手く使えない方は同じ状況が足で起きてしまっており、足の指を曲げようとしても、反り上がるように指先だけ曲げてしまいます。

まずは硬くなってしまった足の裏をほぐし、指の動きを作りやすくする事が大切です。

足をマッサージボールに乗せ、ほぐす事から始めると良い思います。
最初は痛いですが、繰り返し行う事で痛みは軽減され、足裏の感覚も良くなってきます。

足指のトレーニング

扁平足や外反母趾の予防・改善にとても重要なのが、足指のトレーニングを行い、アーチを保てるようにする事です。

足指のトレーニングは初めのうちは思うように動かず、代わりに手の指が動いてしまいます。

しっかりとほぐした後に行うようにしましょう。

トレーニングについてはこちらの記事をご覧ください。

まとめ

足は多くの骨・関節・筋肉があり複雑な構造をしています。
扁平足などで落ちてしまうアーチは縦アーチだけでなく横アーチも存在しており、足指の筋肉が弱くなってしまうと、アーチを保てなくなります。
また、足裏には固有受容器があり、感覚がとても鋭い部分なので、日常から足裏に刺激が来るように裸足がとても効果的です。
既に扁平足や外反母趾になっている方は、足裏をほぐし、足の指のトレーニングを行うようにしましょう。

当店LIBONAでは足のほぐしから、足指のトレーニング、裸足でのトレーニングも行えます。
足でお悩みの方は是非体験にお越しください。

LIBONA トレーニングジム&整骨院

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