こちらの動画で内容について紹介しています。動画を見てから内容を読んだ方が理解しやすくなります。
筋肉と聞くとまず思い浮かんでくるのは、太い腕の筋肉や厚い胸の筋肉、プリッとしたおしりの筋肉など、目に見える筋肉をイメージすると思います。これらの筋肉は、トレーニングで重い重量を扱う時はもちろん、立ち上がったり、座ったりする時など身体を動かそうとするときに必ず働いている筋肉です。
しかし、筋肉はそういった表面から触れたり、動かしたり出来るものだけではありません。今回は意外と分かっていない筋肉の種類や特徴について見てみましょう。
意外と知らない筋肉の3つの種類

筋肉は良くイメージする力こぶのような筋肉だけでなく、構造とどうやって動くかなどの特徴により3つに分けられる事ができます。
骨格筋とはどんな筋肉なの?

筋肉と聞いて多くの方がまず思い浮かべるのがこの骨格筋です。
骨格筋は名前の通り

ほとんどの骨格筋は関節をまたいで2つ以上の骨に付いているので、体を動かすために働く筋肉でもあります。
骨格筋は運動神経によって、自分の意思で筋肉をコントロールして動かすことができるのです。これを「随意筋」といいます。また骨格筋は骨についている部分で構造が変わり、細く強靭な組織に変わります。この部分を「腱」と呼びます。代表的な腱は「アキレス腱」などが挙げられます。
骨格筋がついている部位
そもそも、骨格筋には起始と停止と言われる場所があり、骨格筋が動くためには起始と停止の距離を短くすることで収縮運動が行われます。

骨格筋そのものが付いてる部位を「
腕筋肉みると、アームカールなど肘を曲げる動きは上腕二頭筋が働きます。この上腕二頭筋は肩甲骨~前腕にまたがって付いています。


体幹部の筋肉では起始部と停止部が明確ではない場合が多いので、

トレーニングを行う場合は、この起始部と停止部を意識する事でターゲットの筋肉に、刺激を与えやすくなります。
つまり、起始、停止を理解することがトレーニング上達のコツです!
速い筋肉・遅い筋肉
骨格筋は筋肉が縮まる時の特徴や構造から「速い筋肉」「遅い筋肉」、それぞれ「速筋」「遅筋」と分けられます。
- 速筋

パワーがありますが疲れやすく、マラソンのように長時間できるような運動では働きません。短距離やジャンプなど瞬発的な動きで使われる筋肉です。
- 遅筋

ミオグロビンというたんぱく質が多く酸素を多く蓄えているため、マラソンのような酸素を必要とする動きにおいてエネルギーを多く作り出すことができます。
パワーとスタミナ
骨格筋は「速筋」「遅筋」に分かれ、それぞれ特徴が異なるので、トレーニングする方法も異なります。

「速筋」を鍛えてパワーをつけるにはウエイトトレーニングが適しています。
ここで注意しないといけないのが、ウエイトトレーニングをする際のウエイト設定です。ウエイトが軽く3分間など継続して行えるウエイト設定では「速筋」だけでなく「遅筋」の動員も起こってしまう為、8~12回が限度のウエイト設定が望ましいです。

「遅筋」を鍛えてスタミナをつけるには有酸素運動が適しています。遅筋には酸素を多く取り込むたんぱく質が多く含まれているので、酸素を多く取り込みながら行うジョギングによって鍛えられます。ダッシュのように短時間しか持続できないスピードではなく、長時間動き続けられる速さを維持するのが望ましいです。
遅筋周りの毛細血管が酸素を供給する為、ジョギングなどで酸素供給能力を高める事でスタミナを向上させることができます。
平滑筋
平滑筋は胃、腸、膀胱、血管、子宮などの管状、あるいは袋状の

平滑筋は収縮の起き方によって、単ユニット平滑筋、多ユニット平滑筋の2種類に分けられます。副交感神経、交感神経と呼ばれる

お腹が痛くなりやすい方は交感神経の働きが強いので、入浴やストレッチ、深呼吸などを行い、神経のバランスを保つことも重要です。

心筋
心筋は文字通り

心筋も骨格筋と同じ横紋筋であるため、肥大を起こす事があります。特に高強度の有酸素運動を行っている選手は 心臓が大きく、壁が厚くなることにより、1回の拍動で送り出せる血液の量が多くなります。
これをスポーツ心臓と言います。

心臓が1日でどれくらい動いているかご存じですか?
なんと1日で10万回、一生では30億回も止まらず動き続けています。
これだけの活動をする為に、心筋には他の筋肉にはないエネルギー代謝をもっています。それは骨格筋などの代謝産物である乳酸をエネルギー源とする事ができます。
乳酸をエネルギー源としながら、交感神経により脈拍や血圧が上昇し、副交感神経により脈拍や血圧が下降しています。アクセルとブレーキを繰り返しながら絶えず働き続けているのがわかります。

喫煙や飲酒やストレスなどでアクセルがかかり続けた状態が続くと、心筋には大きな負担がかかり心筋梗塞や強心症などの原因となります。
適度な運動が心筋の働きを良くし、また自律神経にも良い影響を与えます。
まずは適度な運動から心筋を健康に保つ習慣を持ってみるものいいでしょう。
まとめ
ひとえに筋肉と言っても表面的に見える筋肉だけでなく、内臓や心臓も筋肉によってできています。それぞれ、骨格筋・平滑筋・心筋と分かれ、それぞれ特徴や収縮の仕方が異なっています。
骨格筋は筋肉の付いている部位に起始停止という考え方があり、起始停止を理解する事で身体の動かし方を理解できます。また、速筋・遅筋と筋肉の特徴が分かれている為、パワースタミナと目的に合わせてトレーニング方法を変える事で効率的にトレーニングが行えます。
内臓などの臓器は平滑筋と呼ばれ、交感神経・副交感神経によってコントロールされています。
心臓は心筋と呼ばれ骨格筋・平滑筋の中間的な要素を持っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
\ 公式 LINE お友達限定 /
①LINEダイエットアドバイスが無料
②無料オンラインカウンセリング
③店舗ご来店でお試し体験
コメント