丸まった姿勢は、腰痛や首の痛み、肩こりにつながるだけでなく、印象も悪いものです。
綺麗な姿勢を作るためには、背骨のポジションも大切ですが、肩甲骨の動きが実はとても重要です。

普段の生活では、動かしているようでも、実は動く範囲が限られてしまう肩甲骨。実は肩甲骨が動かないと肋骨も上手くうごかないので、息苦しさや、集中力も下がってしまいます。

肩甲骨を動かしてリフレッシュしていきましょう!

肩甲骨の動き

肩甲骨が動くと肩こりや姿勢が整いやすくなるのは、肩甲骨の存在している場所と、その特徴の為です。

肩甲骨の場所は背中の背骨の横、肋骨の上にあります。ですが背骨、肋骨としっかりとした関節はなく、肩甲骨がしっかりと関節を持つのは腕の骨と、鎖骨だけです。

赤い部分が肩甲骨
画像引用:ウィキペディア

体幹部と関節を持たないという事は腕の重みのほとんどを筋肉で支えている事になります。

この筋肉によって支えられている事が肩甲骨の最大の特徴です。

肩甲骨には17個もの筋肉が付着します。

17個の筋肉がそれぞれ伸びていく方向は様々で、肩甲骨~頸椎、上腕骨、肋骨、背骨など上半身のほとんどの骨に向かって伸びています。

更に肩甲骨は身体の背中側にありますが、小胸筋、前鋸筋といった筋肉は身体の前面に向かって走っている筋肉です。

前鋸筋
肩甲骨の裏側〜体の全面に向かって走行する
画像引用:Wikipedia
小胸筋
肩甲骨〜肋骨に向かって走る
画像引用:Wikipedia
ポイント

肩甲骨は背面だけでなく、上半身の全体に影響を与えます。 逆に言うと肩甲骨が動くことは上半身全体の筋肉に刺激を入れる事が出来ます。

座って出来る肩甲骨体操

左右の手の甲と肘をつけるようにしながら、上半身を丸めていきます。
肩甲骨が背骨から遠ざかるのを感じましょう。

次は胸を張るようにしながら手の平を外に向けるように胸を開いていきます。この動きでは肩甲骨を背骨に寄せるように意識しましょう。

2つの動きを連続して10回行いましょう。

ポイント

肩甲骨の動きは背骨の動きと連動するので、丸まる動き、胸を張る動作もしっかりと行いましょう。

胸を張り、肩、肘、手が平行になるようにします。

そこから手を上に挙げていきます。
首がすくまないように注意しましょう。

手を挙げた状態から今度は下におろしていきましょう。

タオルを持って行う事で、肘や手の位置を意識しやすくなります。

背中が丸まらないように注意して10回上げ下げを行いましょう。

ポイント

手をあげていくときに首がすくんでしまうと、背中が丸まってしまうので、動作中は常に首を長くしておくように意識しましょう。

まとめ

肩甲骨にはたくさんの筋肉がついていて、それらは首、腕、背骨、肋骨、胸など上半身もあらゆる方向に走行しています。

逆に言えば、肩甲骨の動きが正常になる事で上半身の動きは大きく改善されます。

座りながらでも出来る動きなので、テレビを見ながらでも行えます。
まずはながら運動から始めていきましょう!

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