
更年期障害と聞くと女性のイメージがまず出てきますが、実は
女性の更年期障害は閉経という身体のバランスが変化するタイミングで多くみられますが、男性ではどういった時に起こってくるのでしょうか?
男性の更年期障害の代表的な症状や原因、対策についてみていきましょう。
男性の更年期障害
男性の更年期障害は正式には
原因
男性更年期障害の原因は
テストステロンは一般的に10代前半から急激に増え始め、20歳ごろをピークに年齢とともになだらかなカーブを描いて減少していきます。

テストステロンの作用は様々で思春期における二次性徴の発現やたんぱく質同化作用に伴う骨格筋の発達など
更に詳しいテストステロンの作用についてはこちらをどうぞ。
AMSスコア
男性更年期の代表的な検査法に
以下の17項目の質問に対して、なし(1)、軽い(2) 、中等度(3)、重い(4)、非常に重い(5)といった主観的な5段階で答えていく事で、男性ホルモン濃度の低下度合いをみていきます。
1. 総合的に調子が思わしくない
筑波大学 腎泌尿器外科・男性機能科より引用
(健康状態、本人自身の感じ方)
2. 関節や筋肉の痛み
(腰痛、関節痛、 手足の痛み、背中の痛み)
3. ひどい発汗
(思いがけず突然汗が出る。緊張や運動とは関係なくほてる)
4. 睡眠の悩み
(寝つきが悪い、ぐっすり眠れない、寝起きが早く疲れがとれない、浅い睡眠、眠れない
5. よく眠くなる、しばしば疲れを感じる
6. いらいらする
(当たり散らす、些細なことに直ぐ腹を立てる、不機嫌になる)
7. 神経質になった
(緊張しやすい、精神的に落ち着かない、じっとしていられない)
8. 不安感
(パニック状態になる)
9.からだの疲労や行動力の減退
(全般的な行動力の低下、活動の減少、余暇活動に興味がない、達成感がない、自分をせかせないと何もしない)
10. 筋力の低下
11. 憂うつな気分
(落ち込み、悲しみ、涙もろい、意欲がわかない、気分のむら、無用感)
12. 絶頂期は過ぎたと感じる
13. 力尽きた、どん底にいると感じる
14. ひげの伸びが遅くなった
15. 性的能力の衰え
16. 早朝勃起(朝立ち)の回数の減少
17. 性欲の低下
(セックスが楽しくない、性交の欲求がおきない)
17個の質問の答えの計が27点~36点:軽度、37点~49点:中等度、50点~:高度
となり、
代表的な症状
症状においては個人差が大きいですが、
男性の更年期障害には大別して
性機能関連症状
他にも性欲が低下した、朝の勃起が見られなくなった、ときめかなくなったなどの症状があります。
精神・心理症状
先ほども述べたようにテストステロンは
更年期症状のように分泌量が下がってしまう事により
- 集中力や記憶力の低下
- 無気力、不安感、疲労感、うつっぽさ、もやもや感
興味・意欲の減退(仕事に燃えない) 、-
短気で怒りっぽくなった、自己中心的、神経質になる
といった心理状態に陥りやすくなります。
身体症状
- 睡眠のリズムが乱れやすく、夜間に目が覚めて眠れないといった
睡眠の問題。 - 筋肉が減り脂肪が増えてしまう 皮膚がたるむ、シワが出てきたといった
見た目の問題。 - 頭痛、めまい、耳鳴り、手足の冷えなど
痛み、不快感を伴う問題 まで幅広く起こってきます。

対策
LOHの原因は男性ホルモン(テストステロン)濃度が低下する事で起こるため、
テストステロン濃度を上げる方法はいくつかありますが。
手軽に取り入れられるものとしては。
十分な睡眠を取る 糖質過多の食事を避け、たんぱく質をしっかりと摂るようにする 禁酒または節酒 ウエイトトレーニングなどの運動習慣を身につける
といったものが挙げられます。
まとめ
男性の更年期障害については女性の更年期障害よりもまだまだ知られていません。
女性が閉経という身体の転換期に際して性ホルモン濃度の低下が起こる事に比べて男性では徐々に分泌量が減り、尚且つ生活習慣や仕事内容によりホルモン濃度の分泌量に差があるので個人差が大きくあります。
気力や鬱々とした気分がある方はトレーニングを行う習慣をつけ、活力ある生活を目指しましょう!

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