健康番組や、雑誌でも良く目にするホルモンというワード。成長ホルモン・女性ホルモン・男性ホルモンなどなど。
何となく色々な効果があるのは分かるけれども、実際はどのよう物か分かりづらいものです。
一口にホルモンといっても、その効果、種類、働き方は様々あります。
今回はホルモンとはどういったもので、どのように分類され働くのか、見ていきましょう。
体の機能を調整する2つの機能
ヒトの身体の調節はホルモンが働く
神経についてはこちらをどうぞ
ホルモンを知る上でまず重要なワードが
内分泌は
この
ヒトの身体は常に一定であろうとする仕組みがあります。
例えば体温は外気が冷たくなっても、ずっと冷え続ける事は無く、36℃前後に保たれます。
この事を
ホメオスタシスが維持できなくなると、病気になってしまったり、身体に不調が出てきてしまいます。
内分泌系の働きや体性神経や自律神経といった神経系の働きもホメオスタシスを維持し、ヒトの身体が上手く機能するように調整する基本のシステムになります。
ホルモンとは
内分泌から放出される化学物質がホルモンですが、
更に以下の条件を満たすものがホルモンと呼ばれます。
- 内分泌器官で作られ、貯蔵され、様々な刺激によって血管内に分泌される。
- 血液を介して運ばれる。
ターゲットとなる細胞があり、ホルモンをキャッチする受容体がある事でホルモンの作用を受ける。 特異的な生理作用 を発揮する。
ホルモンの種類や働きは様々ありますが、出来ている材料から3つに大別する事が出来ます。
ホルモンの3つの種類
ホルモンは
特定の
に分けられます。
水溶性ホルモンと脂溶性ホルモンは血中に留まっている時間に差があり、
男性ホルモンや女性ホルモンといった
脂質はカロリーが高いため、摂りすぎは良くないですが、
ホルモンはどのように働くか
ホルモンの条件でも述べたとおり、ホルモンには必ずターゲットとなる細胞と特異的な生理作用があります。
ターゲットになる細胞にはホルモンをキャッチする
血中に放出されたホルモンは形の合うレセプターと結びつく事で効果を発揮します。
この2つの関係は
ホルモンはそれぞれの形にあったレセプターとしか結びつく事ができません。
ホルモンの調節
ヒトを取り巻く環境は刻一刻と変わるため、ホルモンの量は常に変化します。
これらの調整は
フィードバック系は身体の機能を正常に保つために、あるホルモンを放出し、代謝を変化させたり、別のホルモンを分泌させた際に、その代謝物やホルモンの血中濃度をセンサーが検知し、その濃度に応じて、ホルモンの分泌量を調整する仕組みです。
仕組み自体がシンプルなので、分泌量が調整しやすい為、
神経系は中枢神経が調整を行うシステムです。
主に視床下部や下垂体といった脳(中枢神経)から放出されるホルモンには
例としてエネルギー代謝に関係のある甲状腺ホルモンを見ていきましょう
身体が何かの刺激を受け、代謝をあげようとした時に
このホルモンのターゲットとなる部分は
次にこのホルモンのターゲットになるのが
視床下部や下垂体といった神経から分泌されるホルモンは神経系とフィードバック系が協調し、調整を行います。
まとめ
ホルモンの種類は実に様々で、更に一つだけで働くわけでは無く、お互いに協調して働きます。
こういった内分泌系と神経の働きが合わさる事でヒトの身体は意識しなくても正常に機能する事ができます。
しかし働きは複雑ですが、その目的はシンプルでヒトの機能が正常に働くようにする事です。
これらが正常に働くためには規則正しい生活リズム、運動習慣、食事が必須です。
今からしっかりと健康習慣をつけるようにしていきましょう。
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