応急処置

スポーツ活動中だけでは無く、日常生活でもふとした拍子に手をついたり、足をひねってしまう事があります。

捻挫は治療をすぐに受けなければならないような重度なものから、そこまでひどくは無いが痛みは感じるものまで症状の差はありますが、そういった時はどのような対処を行うのが良いのでしょうか?

RICEの法則

この応急処置として大切な法則として、4つの処置の頭文字を取ったRICEの法則があります。
それぞれ痛みの悪化や腫れの抑制などの効果があるので、捻挫や打ち身をしてしまった時に行ってみましょう。

Rest(安静)

足首や手首をひねってしまったり、ぶつけてしまった場合はまず第一に捻った所や打った患部を動かさないように安静に保つ事が大切です。
打ち身や捻挫では出血などがないですが、皮膚の下にある筋肉などの軟部組織は傷ついています。
なので体重をかけてしまったり、物を持つようなことをすると、痛みが増したり、症状が悪化することがあります。

Icing(冷却)

患部を冷やすことで痛みを軽くし、内出血や炎症を抑えます。
氷のうや氷を入れたビニール袋を約15~20分患部に当てておくと患部の感覚が無くなってきます。そうなったら患部から氷をはずし、再び痛みがでてきたらあてます。 これを24~48時間は続けます。

よく勘違いされるのは湿布です。
湿布には消炎鎮痛剤が入っているものもあるので悪いものでは無いですが、湿布の冷たさは冷たく感じるだけであり、実際はアイシングの効果はありません。

受傷直後や患部が熱を持ってしまっている場合はまずしっかりとアイシングを行いましょう。

Compression(圧迫)

内出血や腫脹を防ぐために患部を圧迫します。
圧迫は伸縮性のある包帯やテーピング、弾力性のあるパットなどを用いて行います。
腫脹が大きくなってくると痛みが強くなったり、関節の動きが妨げられ治りも悪くなってしまいます。

ただし圧迫の強さには注意が必要です。
外部からの固定の力が強すぎると血管を圧迫してしまったり、神経を圧迫してしまい神経障害を起こしてしまう事があります。

患部より末梢の部分が痺れてきたり白くなったまま赤味が戻らなくなったり青くなった場合必ず圧迫の強さを緩めましょう。

Elevation(挙上)

患部を挙上することで腫脹を防ぎ、腫脹の軽減させます。
この時になるべく心臓の位置よりも高く上げましょう。

特に下半身はもともと重力の影響で血流が上半身より悪いので、腫脹が起きやすくなっているため挙上はとても重要です。

まとめ

捻挫や打ち身をしてしまった場合は初期の対応でその後の治りが全く違います。

RICE処置は身近なもので行えるのでいざという時の為にも必ず覚えておき、可能であれば全ての処置を実施してみましょう。

全てでなくてもRICEのいずれかを実施するだけでも、治りの早さは変わってきます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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