加齢による起こる疾患のうち、変形性膝関節症は良く耳にすると思います。
実際、変形性膝関節症とはどのようなものなのでしょうか?

変形性関節症

そもそも変形性関節症とは

「病理学的に関節軟骨の変性、摩耗による荒廃と、軟骨および骨の新生と増殖、つまり摩耗相と増殖相の混在(変形性変化)によって特徴づけられる慢性、進行性の変形性関節疾患」

社団法人 全国柔道整復学校協会 監修
社団法人 全国柔道整復学校協会・教科書委員会 編
「柔道整復学・理論編 改定第5版」 南江堂

と定義されています。

つまり関節の軟骨が使いすぎてしまったり、負担がかかる事によりすり減ってしまう事と、それに置き換わる新しい組織が作られる事が同時に起こっている疾患になります。

変形性膝関節症

変形性関節症はどの関節にも起こり得ますが膝が最も発生しやすく、女性の方が多いとされており、およその男女比は1:3です。

関節にはクッションの役割を行っている軟骨が存在しています。

膝関節の構造はこちらをどうぞ。

その軟骨が加齢や筋力の低下、姿勢不良など様々な要因ですり減ってしまうと骨同士が直接ぶつかってしまい関節に痛みや、腫れが起こり痛みを起こしてしまいます。

骨の表面を覆っている軟骨は硝子軟骨と呼ばれており、この硝子軟骨はクッション性に優れていますが一度損傷するとほとんど回復せず、一度傷ついた硝子軟骨は繊維軟骨というものに置き換わります。

繊維軟骨は硝子軟骨よりクッション性に劣るため変形が起こりやすくなってしまいます。

原因

変形性関節症は一次性と二次性に大別されます。
一次性は一原因がはっきりしないもので、さまざまな要因が重なって起こるといわれています。
二次性はリウマチなどの病気やけがなどが原因で起こる変形性関節症です。

変形性膝関節症は一次性の方が多いと言われており、様々な原因のなかでも、多くは年齢による関節組織の劣化や肥満、筋力低下が挙げられます。

症状

初期では動作開始時の痛みを感じる事が多く、進行が進むにつれて動作中や階段運動、特に降りる動作での痛みが強くなります。

治療法

先ほども述べたように変形性関節症の要因のうち肥満・筋力低下はとても大きな要因であるため、体重を落とす事と筋肉をつける事がとても重要な事になります。

ただ痛みが強くなってしまうと筋力をつける為の運動もなかなか行いにくくなってしまいますので、膝の痛みは放っておかず、初期の段階から治療を受ける事が大切です。

膝のトレーニング方法

急にスクワットを行うと股関節が安定していない場合や、正しいやり方を理解していないと悪化させる原因となってしまいます。

まずは仰向けに寝た状態でのトレーニングが、膝に負担がかからずオススメです。

トレーニング方法に関してはこちらの記事をご覧ください。

LIBONAでは

当院LIBONAでは膝の状況を検査を行ったあとに運動、治療を行います。

膝の可動はどれくらいあるか、膝のお皿の位置は適切かなど膝に対してだけでなく、足首や足指は使えてるか、股関節の使い方や筋力はあるかチェックします。

例えば、膝の関節の動きで痛みが出る場合は膝関節の動きがある運動はなかなか出来ませんが、股関節をうまく使えるようにする事で膝にかかる負担を減らす事ができます。

まとめ

変形性膝関節症は基本的に慢性的で進行性の疾患です。
放っておくと症状はどんどん進行してしまいますので、違和感や痛みを感じた場合は是非LIBONAへご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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