肘の痛み

痛みの原因や症状は様々です。

肘関節の構造肘は手の動きを作る筋肉が多く付着するため、手や指の動きから痛みを作り出してしまう事もあります。
肘関節の構造に関してはこちらをご覧ください。

ここでは代表的な外側上顆炎(テニス肘)、内側上顆炎(野球肘)について解説していきます。

外側上顆炎(テニス肘)

外側上顆炎は上腕骨の外側上顆と呼ばれる部位が炎症を起こし、肘の外側に痛みを出してしまうものです。
テニスのバックハンド時に肘の外側に負担がかかりやすく痛めやすい為にテニス肘とも呼ばれますが、炎症を起こしてしまう理由はスポーツ動作だけでは無く、多くは外側上顆に着く筋肉の使いすぎです。

外側上顆には主に手首を手の甲側に反らす動作や指をのばす動作をおこす前腕伸筋群とよばれる筋肉が多く付着します。
それらの筋肉を使う動作は雑巾を絞る動作や、ドアノブを回す、パソコンなどのキーボードを打つ動作など様々で日常動作でも負担をかけてしまい、小さな力での負担が積み重なり炎症を起こしてしまいます。

内側上顆炎(野球肘)

内側上顆炎は先ほどの外側上顆炎とは反対側の上腕骨の内側上顆と呼ばれる部分が炎症を起こし、肘の内側に痛みを出してしまうものです。
野球のピッチング動作の際に肘の内側に負担がかかりやすく痛めやすいため野球肘とも呼ばれます。

内側上顆炎も外側上顆炎と同様に炎症をおこす原因はスポーツだけではなく、様々ですが多くは内側上顆に付着する筋肉の使いすぎです。

内側上顆には手首を手の平側に曲げる筋肉や、指を曲げる筋肉が多く付着するため、外側と同じように雑巾を絞る動作や、ドアノブを回す動作、またカバンを持ったり、買い物袋を持つような日常動作でも負担がかかります。

症状に対するポイント

LIBONAが考える肘の症状に対するポイントです。

①手関節

画像出典:グレイ解剖学1918年版

上記のように、肘関節には手や指の動きを作る筋肉が多く付着しています。 指や手首の動きはもちろん、手と前腕の骨のつなぎ目の手根骨と呼ばれる部分の動きが悪くなってしまったりする事でも、筋肉の動き方が正常な動き方から微妙に変わってしまい、結果的に筋肉の付着部の肘に負担をかけてしまいます。

②肩甲骨


画像出典:グレイ解剖学1918年版

肘に痛みを抱えている方は肘の曲げ伸ばしでも肘の内側や外側に痛みが誘発される事があります。

例えば外側上顆炎でいえば肘を伸ばす作用のある肘筋という筋肉は外側上顆につきますが、肘筋自体は小さく力は強くありません。
ですが肘筋は上腕三頭筋という腕の裏側にある大きな筋肉から枝分かれしており、肘をのばす動きの多くを上腕三頭筋が担っています。

この筋肉は一部が肩甲骨から肘の後ろに付着しているため肩甲骨の動きが悪くなっていたり、
位置が悪くなっていると上腕三頭筋がうまく働かず、結果的に肘筋や他の筋肉にも影響し外側上顆に負担をかけてしまいます。

③脊柱


画像出典:グレイ解剖学1918年版

肩甲骨については先ほど述べましたが、肩甲骨は強い関節を持っていないため重力や周りの筋肉によって位置が動いてしまいます。

脊柱から肩甲骨に付着する筋肉は多くあります、脊柱の位置が悪ければ当然それらの筋肉は上手く作用できずに肩甲骨の位置が悪くなり、脊柱→肩甲骨→肘というように負担がかかりやすくなってしまいます。

当院では

外側上顆炎や内側上顆炎は指を使うだけでも患部に負担をかけてしまうため、患部を使わないという事はほとんど不可能です。

LIBONAではサポーターやテーピング等を用いながら患部の負担を減らす事、負担のかかっている部分のケアはもちろん行います。
それとあわせて上記のポイントのような患部に負担をかけてしまっている原因を見極め、肘以外の痛みの根本となる部分に対し動作改善やトレーニングも同時に行っていきます。

肘の痛みにお悩みの方、痛みが長引いている方は是非ご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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