寒いとなかなか動きたくないし、ぬくぬくしたいですよね?こたつなんてあったら出たくなくなります。
その気持ちわかります。
しかし、少しのポイントを知れば、冬はダイエットの味方になるんです。今回は冬をダイエットの味方にする「 冬ダイエット 」の方法についてお伝えします。

冬は家でぬくぬくしたいのはなぜ?
「猫はこたつで丸くなる」なんて歌もありますよね?
寒い冬、猫はこたつで暖まるという歌なのですが、人も同じようにこたつやストーブの前で体を暖めたくなります。それは何故かと言うと、人は猫もどちらも「恒温動物」と言って体温を一定に保とうとする生き物だからです。ヒトや猫・犬など哺乳類がそれに当たり、恒温動物は触れると温かいので「温血動物」とも言われます。
体温が低くなると体温を上げようとカロリーが消費され体温を上昇させます。
しかし、本能的に不必要なカロリー消費を人は行おうとしないため、寒いところではぬくぬくしようとするのです。嫌な事ややりたくない事ほどカロリーを消費するってことなんです。

寒いとカロリー消費する
「真冬の寒い中外に出る」
どうですか?嫌な事じゃないですか?暖かい家の中でぬくぬくしたいですよね?嫌な事寒い中というのはカロリーを消費するとお話しました。
これが冬が一番ダイエットしやすい理由なんです。
寒さはカロリー消費をするという事です。
寒さを利用しながらダイエット出来ると冬は1年で一番痩せやすいです。
真冬の寒い中、「厚着で30分のウォーキング」と「薄着で15分のウォーキング」だと薄着で時間の短い15分の方がカロリー消費が多く痩せると言われています。

かと言って
いきなり薄着になると風邪ひきます。
寒さを利用した冬ダイエットはやり方があるので、「冬ダイエット」のやり方をご紹介します。
冬ダイエットSTEP1「熱をつくれるようにする」
寒い中でもいられるようにするには自分自身で熱を作れる能力を高める必要があります。そこで重要なのが体のどこが熱を作り出しているかです。
ヒント:寒いとガタガタ震える
寒い中にいると震えるのは熱を作ろうとしているからです。ガタガタ震えるのは筋肉を動かして熱を作ろうとしているからなんです。
「筋肉を動かす事で熱を作れるようにしていく」というのがとても大切です。
そこでおすすめなのがダイナミックストレッチというストレッチです。体を大きく動かすラジオ体操のようなストレッチを言います。筋肉が熱を作るには大きく動かすことが重要です。
ダイナミックストレッチのやり方については、こちらの記事をご覧ください。

冬ダイエットSTEP2「熱を逃して行う」
先ほど「熱をつくれるようする」と説明したのに、次は「熱を逃して行う」って少しおかしくないですか?熱を逃す事の大切さについてもご紹介します。
ダイナミックストレッチを続けて行なっていくと、なかなか汗をかきづらかった人もだんだんと汗をかくようになってきます。汗をかきづらい人は体が持っている熱を作る機能が落ちていまっている事に原因があります。冬でも汗をかくようになったのは、ダイナミックストレッチによって熱を作る能力が高まってきた証拠です。
そうなってきたら、「少し薄着で行う」事が大切です。
薄着で行う事で、作られた熱が逃げようとします。熱が逃げると体は熱を作ろうとします。この繰り返しによって更にカロリー消費を促す事ができるからです。
長袖長ズボンのスウェットで行っている人は、長袖のTシャツで運動してみるのも良いです。慣れてくるまではすぐに着られるように羽織れるものを側に置いておきましょう。

冬ダイエットSTEP3「徐々に慣らしていく」
体が熱を作る能力が高くなってきたら、いよいよ冬の寒い中でウォーキングなど出来るようにする事が大切です。
夏はどんなに洋服を脱いでも暑いままですが、冬は寒ければ着ることも出来ますし暑ければ脱ぐことも出来ます。体温調整がしやすい季節でもあるので、徐々に気温の変化に慣れていける季節でもあるんです。
まずは室内でダイナミックストレッチを行い体が温まってきたら、外にウォーキングしに行くのが良いです。最初にお話しましたが、薄着でウォーキングする方が短い時間でも高いカロリー消費を得る事が出来るからです。
更に慣れてきたら、外でダイナミックストレッチとウォーキングを一緒に行うのも良いでしょう。
冬の寒さに体を慣らしていく事で、少し薄着でも寒さを感じずにいられるようになってきます。そうなったらいままでの冬よりもずっとカロリー消費の多い冬を過ごせるようになってきます。
いつもよりも痩せる冬になるなんて素晴らしいことじゃないですか?

冬ダイエットの他のメリット
夏はクーラー、冬は暖房と、温度の変化があまりない環境に身を置き続けると、体温調整がうまくいかない体になってしまいます。その結果「夏バテ」や「冬の活動低下」と言った事にも繋がっていきます。
温度調整をしやすい冬こそ、寒さと暑さの両方に体を適応させる事ができます。
夏にクーラーで寒さを感じる
夏の暑さが体にこもる
冬に指先足先が冷えてつらい
冬はいっぱい着込まないと耐えられない
こんな悩みを持っている方は「冬ダイエット」で体質改善も得られるかも知れません。

コメント